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辰巳の司法書士 上級インプット(旧択一リマスター)講座の評判

辰巳といえば、リアリスティックの松本先生と田端先生の2大巨頭ですが、他にも講師陣がいます。

2024年から中上級を担当していた千葉先生は外れてしまい、現在は、記述を担当している日吉先生が担当しています。

目次

司法書士試験 中上級講座

千葉先生は、SP式合格法という講座をしていましたが現在は中上級講座を受け持っています。

千葉真人(まこと)講師は、司法試験にも合格している経歴の持ち主。

千葉講師の経歴は、「司法書士試験合格後、大手予備校で基礎講座を担当。その後、法科大学院へ進学して司法試験に一発合格」という流れです。平成21年ぐらいから辰巳で講師をしていてかなり長いですね。当時は現アガルートの海老沢講師などもいた時代です。

2024年 千葉講師の担当講座

  • 択一リマスター
  • 記述リマスター
  • 司法書士オープン総合編

司法書士試験 上級インプット(旧 択一リマスター)講座

2024年度の講義は99時間で「憲法,民法,刑法,商法,民事訴訟法,供託法,民事執行法,民事保全法,司法書士法,不動産登記法,商業登記法」の択一全科目を網羅。1回につき3時間の講義で全31回なのでかなり短くコンパクトにしてありますね。

上級インプット講座は値段が安くなり、主要4科目と民事3法のみの講義に変更されています。テキストは一括で申し込むと全部もらえるそうです。

科目回数時間テキスト
民法7回21時間6冊
不動産登記法7回21時間3冊
会社商業登記8回24時間3冊
民事訴訟2回6時間1冊
民事執行、民事保全1回3時間1冊
供託法司法書士法1冊
憲法1冊
刑法1冊
参考:https://service.tatsumi.co.jp/kouza_shihoushosi/27774/

値段は、松本先生や田端先生の講座に比べると半額以下でかなりお手頃な価格帯です。

現在は、中上級者コースで、辰己もあまり宣伝には力を入れていないようですが、地味ながらも実力のある講師が隠れているのはもったいないですね。やはり、松本先生のように、5カ月勉強法といった訴求のほうが集客しやすいというのもあるんでしょうか。

千葉先生でさえ、司法書士に合格するのに3年かかったといっていたので、本当に大変な試験なんだなと思いました。伊藤塾の平林先生が4回目で合格、吉野先生も4回目で合格司法書士合格というぐらいなので・・・。

司法書士試験 記述リマスター 答案構成で解く記述式

こちらは全6回で12時間の講義です。全6回(不動産登記3回、商業登記3回。1回につき2時間)

採点や添削はないので、解法を見て学ぶという感じの講座です。

千葉真人先生の評判と感想

千葉講師の司法書士講座の講義のポイントはyoutubeを見ると

択一リマスターは細かい知識を加えるのではなく、手持ちの知識を「理解」で磨き上げます。「ここマークしてください」、「ここを覚えてください」という記憶偏重型の講義にうんざりした方におススメです。」とありました。

中上級者向け「論点集約テキスト」は、サンプルを見た感じリアリスティックのまとめ本に近く、自分の言葉でポイントを解説している講義は、とても分かりやすかったです。

このテキストだけ販売してほしいぐらいです。

講義は99時間で、重要なところがピンポイントで書かれているので、直前期の回転にもよさそうですね。

ただ残念なのは、テキストがPDFじゃない点です。リアリやパーフェクトユニットはPDFで見れるようになっているので、択一リマスターがPDFで閲覧できないのは、不公平感があります。

あとyoutubeの背景は、黒板とか講義背景にしたほうがいいのでは?と思ました。youtubeで出てきても講義なのかわかりずらいし、サムネイルもないのは微妙・・・。 

中上級者向けだからできる思い切ったカリキュラム
本講座は網羅性よりも合格点が取れるかにこだわります。
科目ごとの回数も、中上級者が苦手とする科目・ポイントを逆算して思い切った設定をしています。
また、千葉講師は豊富な講師経験に加え、受験生の個別指導を通したフィードバックを多数保有しています。
そのため、受験生の不得意、差がつくポイント等を熟知しており、それを活かした、点を取るための講義を展開できます。

https://service.tatsumi.co.jp/shihoushosi/kouza/27774/
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