コーヒーが飲めるカフェでおなじみのサンマルクカフェや、熱々のドリアが食べられる神戸元町ドリア、鎌倉パスタで人気のサンマルクHD(3395)の株主優待カードは、かなりお得なカードです。
株主優待カードは、本人確認は不要です(裏にクレジットカードと同じ署名欄はある)
レジで提出すれば誰でも20%の割引になります。
他のクーポンや割引券との併用は不可
販売コーナーの商品は対象外(チョコクロなどのコーナーは大丈夫です)
株主優待カードは6月中旬に届きますが、使用できるのは7月1日から翌年の6月30日までです。古いカードを捨てないよう注意しましょう。
株式会社サンマルクHD(3395)の基本情報
市場 | 東証プライム市場 |
単元株数 | 100株 |
PER | 29.8倍 |
PBR | 1.05倍 |
配当利回り | 2.79% |
時価総額 | 360億 |
権利確定日 | 年1回、3月末(優待カードの発送は6月中旬) |
株主優待 | 100株以上で株主優待カード1枚をもらえる |
サンマルクHDの株をいつ買えばいいのか?
サンマルクHDの権利付最終日(権利確定日の2営業日前)は、2021年3月29日(月)の15時時点。
その時点までにサンマルク株を100株以上保有しておけば優待カードが送られてきます。
株主優待の内容
サンマルクHDの運営しているお店で、お会計のときに株主優待カードを提示すると割引が適応されます。
一括払いなら同伴者にも適用されるので、友達や同僚とランチに行った場合は、一緒に会計すると相手にも喜ばれますよ。
株主優待カードの期間は、一生使えるわけではなく、7月1日から6月末までの1年間なので、株主優待カード目的なら長期保有したほうが良い銘柄ですね。
ざっくり計算ですが、サンマルクカフェに打ち合わせなどで毎月20回行くとして、コーヒーSが1杯300円なので6,000円。1年間通うと72,000円になり、2割引だと14,400円の節約になります。
平日ランチの最安(コーヒーS+もっちりサンド+チョコクロ)を頼むと640円で、月20回通うと12,800円。1年通うと153,600円になり、2割引だと30,720円の節約になります。
優待カードが使えるお店 | 割引率 |
---|---|
すし処函館市場 | 何度でも10%割引 |
ベーカリーレストラン・サンマルク、サンマルクカフェ、ベーカリーレストラン・バケット、BISTRO309、ブレッドガーデン、生麺工房鎌倉パスタ、広東炒飯店、石焼ごはん倶楽部、台湾小籠包、石焼チャーハン店、オリーブチャオ、神戸元町ドリア、倉式珈琲店 | 何度でも20%割引 |
サンマルクHDの 優待カード売買
株主優待券の譲渡は原則禁止のことが多いです。ただ転売は法規制されていないため、メルカリやチケットショップ、金券ショップで売られているのが実情です。また、サンマルクHDのカードは、本人確認がないのも売買されている理由の一つでしょう。
サンマルクHDのページより「株主様ご優待カードは他人に貸与・譲渡できません」
https://www.saint-marc-hd.com/hd/ir/investor/
価格を見た所、買取価格が1200円~、販売価格が1980円~となっていました。
ただ、期限切れやその他のトラブルがあるかもしれないので、株式を購入してゲットするのが良いですね。
サンマルクHDの現在の株価
2021年10月現在、サンマルクHDの株価は最安値圏内です。リーマンショックと同程度の価格帯なので短期売買には適していないのがわかりますね。
もし、近所や会社の近くにサンマルクカフェがあって、優待を使う機会が多い人にとっては、優待の利率を考えればかなり魅力的な株になります。
サンマルクHDの現在の状況
飲食業の中でもカフェ系のお店は、外出自粛で最も影響を受けてるので仕方ありません。
2021年に入って閉店する店舗も増えてきています。加えて、日本株も3万をつけたあと、ガッツリと下がっていますので2021年いっぱいは、低迷し続けると予想されます。
ただ、2021年の秋からは、店舗に行くと客足が大分戻ってきているように感じました。
サンマルクベーカリーにも行ってみましたが、パンのおかわり自由や料理のクオリティの高さを見ても今後客足が減るということは考えにくいです。
懸念点としては、売上と利益率を見ると利益率がどんどん下落してます。これは、人件費や原材料の高騰も関係しているのかもしれません。インフレ経済になっているので、利益率の改善はすぐには難しい気がします。
その後、日経が暴落していますが、サンマルクは最安値付近で頑張っていますね。
2022年の3月決算では、経常利益は黒字化しそうですが、最終益は赤字縮小で終わりそうです。
2022/1/24現在、サンマルクの株価チャートを週足で見ると、ダイバージェンスが2回ほど出現していて、そろそろ反転しそうな雰囲気はありますね。自粛で上昇を抑えられてしまいましたが、自粛期間が終わり2024年頃には以前の水準に戻り、2000円を目指しそうな感じはしています。だいぶ気の長い話ではありますが・・・。
サンマルクHDの自己資本率
サンマルクHDの自己資本率は、67.5%と非常に高いです。
中小企業庁「平成30年中小企業実態基本調査」によると、小売業の平均が36.7%、宿泊業・飲食サービス業が14.4%ですから、それに比べたら会社は非常に安全で倒産の心配もほぼありません。
また、2021年の6月に計上された営業外収益が1941689円と助成金に助けられているので、資金繰りなどの悪化も考えにくいです。
感染拡大防止協力金等を「感染拡大防止協力金」として営業外収益に1,941,689千円計上いたしました。
https://moneyworld.jp/news/MYT6278_ainews
ですので、長期保有をするのには適した株といえます。
サンマルクHDの新市場区分
2022年4月4日に、現在の市場区分が「プライム市場・スタンダード市場・グロース市場」の3つに分類されます。当然、脱落してくる企業もあり、その場合、その脱落した株価の株は下がる傾向にあります。
サンマルクHD(3395)も東証一部上場企業なので3つの中の1つに入りますが、2021年の9月16日にプライム市場への選択申請をしました。ですので、申請が承認されれば株価に対しては良い傾向だと思います。
本件は、2021 年7月9日付で株式会社東京証券取引所より、新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果を受領し、「プライム市場」への上場維持基準に適合していることを確認したことに基づく決議、申請となります。
https://assets.minkabu.jp/news/article_media_content/urn:newsml:tdnet.info:20210914498432/140120210914498432.pdf
優待をもらう最低取得金額はいくらぐらい?
サンマルクHDの株価は、2021年10月現在1500円~1650円のレンジ幅です。
単元株が100株なので、だいたい15万~16万あれば優待カードを貰えます。
手数料の安い、松井証券、SBI証券、GMOクリック証券、DMM株あたりで購入するのが良いです。
サンマルクHDと似ている企業一覧
(株)コメダホールディングス(3543)卸売業
(株)ドトール・日レスホールディングス(3087)小売業
(株)ユニカフェ(2595)食料品
UCCホールディングス株式会社(非上場)
スターバックスコーヒージャパン(上場廃止)