日本橋兜町に新しくできたランドマーク「KABUTO ONE(カブトワン)」の隣にできた食堂「KABEAT」でランチをしてきました。
兜町というと東京証券取引所もあり株や為替などを仕事にする証券マンや為替ディーラーなどのおじさんやおじいちゃんがいるイメージがありますが、最近は金融ベンチャーなどが誘致され、新しくカフェやホテル、バーなどもできて若い人も増えています。
カブトワンは、オフィスがメインの建物ですが、他にカンファレンスホールやブックラウンジ「カブル」もあります。
ブックラウンジカブルは、11:00-20:00(平日)/11:00-19:00(土日祝)営業で、入場料880円がかかります。終日だと3080円で、月額フリーパスは33000円。ちょっと高めですが、広くてきれいでカフェや食事もできるので快適です。中にパーティー対応のキッチンもあるので、打ち上げやケータリングで使われる感じですね。
日本橋兜町の生産者食堂「KABEAT」
住所:東京都中央区日本橋兜町7-1 KABUTO ONE 1F
営業時間/11:00~23:00(フード22:00、ドリンク22:30L.O.)
土・日曜、祝日~19:00(フード18:00、ドリンク18:30L.O.)無休
最初は、スリランカ料理のホッパーズへ行ったのですが、水曜日が休みだったのでKABEATでランチに。
基本的なメニューは、有名な料理人6名が監修しています。
- イタリアン「Don Bravo」平雅一さん
- 中華「O2」大津光太郎さん
- アメリカン「The Burn」 米澤文雄さん
- 和食「てのしま 」林亮平さん
- フレンチ「Morceau」秋元さくら氏
- スイーツ「BIEN – ETRE」馬場麻衣子さん
秋元さくらさんは、日比谷ミッドタウンにあるモルソーというお店をやっている女性で、キャビンアテンダント(CA)から料理人に転身した方ですね。みなさん40前後の比較的若い料理人が多い印象です。
KABEATの店内はおしゃれでキレイ。女性1人でもOK
店内は、広くてキレイ!テーブルは四角い形をしたカウンターなどもあり、この上にはディスプレイがあって証券取引所みたいでおしゃれな作りです。
客層は、女性客と男性客半々ぐらいで、女性一人でも入りやすいお店になってます。
店員さんも若い人が多く元気でした。
KABEATの注文方式はスマホ形式
そして、注文は最近流行りの自分のスマホでQRコードを読み取って注文するタイプ
下記のようにスマホにメニューが表示されるので、タッチして注文します。(スマホがなくても店員さんに注文できます)
KABEATの料理
しばらくして料理が登場します。
今回頼んだのは、
米沢文雄さんの山利しらすとピスタチオのデュカのオイルパスタ
林亮平さんのレモンチーズマカロニグラタン
ランチのお値段は1000円~2000円前後と日本橋兜町にしては安い気がします。
味もほかでは味わえないような、ちょっと変わった感じの美味しい料理でした。
しらすの風味とチーズ、ピスタチオ、卵が絡み合って濃厚だけど優しい味になってます。生パスタ好きにはおすすめです。
個人的には量もちょうどよくて味も美味しかったので満足ですね。
他にも、霧島和牛のハッシュドビーフや、からすみのピザなどがありますが、ランチメニューは週替り/月替りでお店の中に行かないと確認できなかったのでそこはインスタやツイッターで告知してほしいかなと思いました。
KABEATのPDFメニューはこちら
ただ、口コミを見ると、料理に凝りすぎていてメニューが尖っているので万人向けではないという口コミもありました。男性よりも女性向けのメニューが多いので、唐揚げとかとんかつとかガッツリ食べたい男性には不向きかもしれません。
お会計は自動のセルフサービス
会計はセルフサービスになっていました。
伝票をもって機械の前にいって伝票に記載のバーコードを、機械にかざして支払います。
支払いは、現金かクレカで、まだpaypayやスイカには対応してなかったのが残念です。
帰りに兜町の兜神社でお参りしました。この周辺は金運の神社も多いです。
KABEAT 生産者食堂の監修料理人
イタリアン「Don Bravo」平雅一さん
1979年、国領出身。広尾【アッカ】(現・岡山県)で修業後、イタリアへ。【テンダロッサ】、【サドレル】、【ドゥオーモ】など数々の星付き店を経験。帰国後【リストランティーノ バルカ】(現・代官山【タクボ】)の立ち上げに参加。【ボッコンディビーノ】のシェフを務め、2012年に独立。イタリアの食堂で食べた現地の肌感覚でつくられた料理に感動し、以来、和の食材を使い自身の食体験を反映したイタリア料理を提供している。
ドンブラボー(Don Bravo) 調布/イタリアン 料理人 平 雅一 氏 | ヒトサラ
中華「O2」大津光太郎さん
モダン下町とでもいえるこのエリアにあり、中国料理と自然派ワインという珍しい組み合わせのレストランが「O2」(オーツー)です。店名は、清澄白河の隣、門前仲町生まれのオーナーシェフの大津光太郎さんの名前を暗号化したものです。日本の素材を活かしながら、ひと品ひと品を丁寧に作り上げる料理を目当てに、都内中心部から足をのばす食通が絶えません。
中国料理 O2 | Kai House(カイハウス)
アメリカン「The Burn」 米澤文雄さん
1980年、東京都出身。恵比寿【イル・ボッカローネ】で修業後、22歳で単身ニューヨークへ渡る。インターンを経て、ミシュラン3ツ星店【Jean-Georges】で日本人初のスーシェフに。帰国後、都内のレストラン数店でシェフを務めた後、【Jean-Georges Tokyo】オープン時からシェフ・ド・キュイジーヌとして活躍。2018年秋、【The Burn】をプロデュースし、料理長として腕をふるう。
The Burn 外苑前/青山一丁目/洋食 料理人 米澤 文雄 氏 | ヒトサラ
和食「てのしま 」林亮平さん
1976年香川県丸亀市生まれ岡山県玉野市育ち。立命館大学卒業後、株式会社菊の井に入社。2011年上海万博にて料亭紫料理長赴任、2011年菊乃井本店副料理長就任、2015年菊乃井赤坂店渉外料理長就任。菊乃井主人村田吉弘氏に師事しシンガポールエアライン機内食の開発や、JR西日本瑞風のメニュー開発、国際会議や首相官邸での晩餐会の料理も担当。17カ国以上で和食普及のためのイベントに携わる。また、日本料理を学びたい外国人のための制度作りに京都府と共に尽力した。
てのしま | てのしま TENOSHIMA
フレンチ「Morceau」秋元さくら氏
福井県出身。航空会社のCAとして働いていた際、つくった料理をご主人が喜んでくれたことが転機となり、調理師学校に入学。卒業後は新宿【モンドカフェ】で修業を開始、後に白金【オー・ギャマン・ド・トキオ】では木下威征シェフに師事し腕を磨く。2009年にソムリエでもあるご主人とともに【モルソー】をオープン。一年間学んだパン作りの集大成である自家製パンも評判。
モルソー 有楽町/日比谷/フレンチ 料理人 秋元 さくら 氏 | ヒトサラ
スイーツ「BIEN – ETRE」馬場麻衣子さん
1977年、京都府出身。大学卒業後、海外で通訳者として活動し、帰国して飲食の世界へ転身。東京のスペイン料理店「レストラン サンパウ」の立ち上げスタッフに参加し、シェフパティシエを務める。その後もパティスリーやカフェの立ち上げに携わり、独立。2010年にお菓子とパフェの店「BIEN-ÊTRE PÂTISSERIE」、2017年にはジェラートとベイクの店「FLOTO」をオープン。素材の持ち味をいかしたスイーツが人気をよんでいる。
Sweets.01-1 | Chef’s | EATips