今年は、秋を通り越して、いきなり冬の寒さになり体も辛いですよね。
去年までは、暖冬で温かい冬が続きましたが、今年から来年にかけての冬は冷え込みます。4年ぶりの寒い冬になるので注意しましょう。
体調を崩す前に、早めに部屋の寒さ対策をして備えたほうが安心して暮らせますよ。
気象庁は24日(金)、この冬の寒候期予報を発表しました。冬らしい寒さの日が多い見込みです。 12月から来年2月にかけてのこの冬の気温は、沖縄や西日本で平年並みか低く、東日本と北日本で平年並みの予想となっています。西日本、東日本は3年連続で暖冬でしたので、4年ぶりの寒い冬となる見込みです。
ウェザーニュース
部屋の冷気は足元にくる
首都大学東京の須永名誉教授の研究結果によると、
足元は26度で頭周辺を21度に保つのが「暑くも寒くもないちょうどよい状態」=人間にとっての適温です。
つまり、頭以上に、足元を温めてあげることは大事なんですね。
ちなみに、エアコンを使うと、頭から上は暖まりますが、足元は暖まりにくいです。
これは、窓で暖かい空気が冷やされて足元に冷たい空気が溜まってしまうためです。
つまりエアコンの設定温度を上げても、冷たい空気が足元に溜まってしまい、口や喉は乾燥してしまうので喉にはあまり良くありません。足元が温まらないからといってエアコンの設定温度を上げても効果は低いですし、部屋が乾燥して喉を痛める原因にもなるので注意です。
とくに、在宅勤務で仕事をしている人は、エアコンの設定温度を高めにして頭がのぼせてボーッとしてしまい思考低下で仕事の効率が落ちる事もよくあります。
エアコンなどで部屋を温めても足元が寒いと感じるのは、天井の暖かい空気が窓で冷やされて足元に冷たい空気が集まるコールドドラフトという現象です。
足元の寒さ対策はどうすればいい?
足元の適温は、エアコンだけだとなかなか暖まりませんし、喉にもよくありません。
そこで、いくつか足元を暖かくできるグッズをまとめてみました。よかったら参考にしてくださいね。
ホットカーペットで足元を暖める
電気ホットカーペットは、足元を直接暖めるので冬に必須ですね。
電気代の節約を考えると、正方形の小さいホットカーペットがおすすめです。
私の場合、デスクの下において使う用途で、大きめのホットカーペットを敷いて使っていたのですが、電気代が高くなるのと、汚れたときに捨てにくいので、小さいのに切り替えました。
足元だけを暖める正方形の小型ホットカーペットにしてからは、電気代も安いですし、コーヒーをこぼしても処分が簡単なので重宝しています。在宅勤務ならデスクの下にも手軽に敷けるので便利ですよ。
あと、小型なので電源の消し忘れをしても電気代はかからないので安心です。
電気ホットカーペットは火事の心配もあるので、ステマの口コミが多い激安の無名ブランドの商品はやめておいたほうが安全です。
大阪に本社がある山善の家電製品は、ホームセンターなどでも扱っていて安くてコスパが良い商品です。
もし、リビングで2~3人で使うならちょっと大きめのほうが使い勝手は良いです。
室内用のモコモコ靴下
室内用の厚手のモコモコした靴下は、ホットカーペットと相性抜群です。
冬用の普通の靴下だと物足りなかったのですが、モコモコの靴下にしてからは、足元の暖まりがよくなりました。
毛皮の暖かい靴下は、滑りやすいのでフローリングの人は、足裏に滑り止めがついたものを買うと良いですよ。
上の写真はニトリのモコモコ靴下ですが、アマゾンのモコモコ靴下も似たようなものなので、どちらで買っても良いと思います。ニトリのほうは、店舗によってはおいてないところもありました。
この手の商品は、洗濯するたびにモコモコ感が無くなっていくので予備で数足買っておくと良いですね。
デスクヒーターで足元を囲って暖める
デスクヒーターといって、足元を囲むヒーターです。机の下において、隙間風を防ぐこともできます。
温風がでるわけではなく、じわじわとした空気を暖めるので、ブランケットやひざ掛けと一緒に使うと効果が高いです。
また、すぐに暖かくはならないので、温風ヒーターと一緒に使うのも良いですね。
コタツほど暖かくはなく、コタツよりも弱い暖房器具ですが長時間つけても火事の心配はありませんし、安全性は高いです。
温風ヒーターを使って急速暖房
温風ヒーターは即効性もあり、足元を暖かくするのには便利なグッズです。
温風ヒーターは、すぐ温まって便利なのですが、人によっては、「電気代が高め、倒れやすい、音がうるさい、ホコリが舞う」という点を気にする人もいます。
お風呂場など短時間で暖めたい時に使うのがおすすめです。デスクまわりで使う場合は、帰宅時に30分~1時間ほどあたためておく用途がいいですね。
個人的には、日立の温風ヒーターが安全性が高く、コスパに優れています。
他に、アイリスオーヤマと山善の温風ヒーターもかなり売れていますね。
家電なので、無名メーカーよりも「日立、アイリスオーヤマ、山善」といった日本ブランドが安心安全です。
サーキュレーターで冷たい空気を散らして暖める
室内の冷気と暖気を混ぜて、部屋の温度を上げることもできます。
それには、サーキュレーターという室内の空気を循環させる家電製品があります。冬だけじゃなく夏にも使える便利品です。
扇風機と違って直線的な強い風を出すので、部屋の暖かい空気と冷たい冷気が混ざって部屋を足元から暖かくするのに使えます。
直線的な風を出すので、音が気になる人はいるかもしれませんが、頻繁にエアコンを使ってる人におすすめです。
少し値段は高めですが、首振りタイプがおすすめです。