FP2級(2級ファイナンシャル・プランニング技能士)試験を2022年9月11日に受験してきました。
今年の2月からFPの勉強を始め、FP3級を受験したのが今年の5月。2級は難しく勉強時間が多く必要と聞いていたので、9月はとりあえず記念受験で本番は来年の1月にしようかと当初考えていました。
でも途中から「落ちてもいいって考えて受かるワケがない。受けるなら合格するつもりで!!」と思い直し、本気で望むことに。
ただ下記の記事に書いたのですが、無理の効かないアラフィフというお年頃。試験1週間前から疲労からか帯状疱疹のような症状が出てしまい、試験が近づくにつれ早く試験勉強から解放されたい、という思いでいっぱいでしたw
出発
いつもより早めに起き、家で自分で作った暗記用メモを見直し。
電車の中でもメモに目を通そうとしますが、緊張からかあまり頭に入って来ず。
乗り換え駅で電車の扉が空いているのにボーっとしてしまって、あやうく乗り過ごすところでした。
落ち着こう、自分。
FP2級受験会場
てっきり3級の時と同じ会場(六本木ミッドタウン)と思っていたら、今回は市ヶ谷のTKP市ヶ谷カンファレンスセンターでした。
FP試験はエリア(第一希望:東京、第二希望:千葉、埼玉、神奈川をざっくり選ぶことはできるのですが、会場は選べないんですよね。
受験票(ハガキ)が届いて初めて受験地がわかるので、3級の時と違う場所なことに驚きました。
TKP市ヶ谷カンファレンスセンター近くにはモスバーガーやマックがあり、お昼にぱっと食べるには良さそうだなと思いましたが、3級の時と同様、自宅最寄のコンビニでお昼を用意してから会場へ向かいました。
早く着いたので(9時ごろ)会場周辺をぷらっと歩くと、市谷亀岡八幡宮という大きな神社がありました。
お参りするとご利益ありそう。でも急な階段を昇らなければならず、試験前に体力を根こそぎ消耗してしまいそうで行きませんでした。代わりに今度、お参りに行こうと思います。
TKP市ヶ谷カンファレンスセンターのトイレ
自分は6階での受験だったのですが、女性の個室が3つで午後の受験前は人が並んでいました。こちらの会場で今後受ける方は、早めにトイレの利用をされるといいですね。一度4階のトイレも使いましたが、やはり個室は3つでした。
入室(受験開始30分前)
受験票に記載されている着席番号を確認し、自分の席に着きます。
3級の時に受けた六本木ミッドタウンでの受験の際は大きな会場に大人数収容され、自分の番号をみつけるのに一苦労しましたが、今回は教室が大きくなかったため、自分の番号をすぐにみつけることができました。
緊張と疲労で、この時点ですでにクタクタでした・・・
前日は、ほんださん / 東大式FPチャンネルさんの動画をみて「試験を楽しめ」という言葉を胸に刻んでいたのですが、もともと心のキャパがとても狭い人間なので、
あ~早く試験終わらないかな
帰りたい・・・
とそればかり考えていましたw
それでも一応、テキストの付箋を貼った個所や自分のメモの最終確認をします。
試験10分前に問題用紙が配られるので、ここで全ての荷物をしまいます。
机の上に出して良いもの
受験票
身分証
HBシャーペン、鉛筆、消しゴム(ペンケース不可)
電卓(一台のみ。交換する際は許可が必要)
ペットボトル(炭酸はNGでした)
時計
FP2級学科試験開始(10:00~12:00)
さ~始まりました。
私は、過去問道場さんの各回問題をPDF化して、模擬形式で解いていたので、自分が全問解き終わるまでだいたい1時間前後、と把握していました。
そこからマークシートを塗る⇒問題見直し⇒マークミス見直し、をしてもトータル2時間で十分に間に合うはず。
・・・とはわかっていても、最初は問題に集中するのにしばらく時間がかかりました。
しばらくして、
なんか難しい・・・
わからない問題が結構ある・・・
と焦りが。
あとから、今回の2級テストが結構難しかったとわかるのですが、試験中は問題が難しいのか、自分が緊張して頭が働いていないのかよくわかりませんでした。
私は過去問を解いていて、2022年1月、5月がそれより前のものとレベル違いに難しくなったと感じたのですが、今回の9月はどうやらその2回より難しいらしいです。
FP2級の過去問を解いていると、テキストに出ていない問題が出題されるのは今までにもあったし、難しくて解けないものもあったのですが、今回の試験では、難問の比率が上がったような感じ。
4択で2つまでは絞れるけれど、最後の2択が選ぶの難しい、というものが結構ありました。
わからない所もありましたが、今までの練習通り全部の問題を解くのにざっと1時間。そこからマークシートを塗っていきました。
3級の時は、30問解く⇒マークシート塗る。残りの30問解く⇒マークシートという順でしたが、2級は最初に全部問題を解きました。途中で問題を解くのを中断すると、集中力が途切れるような気がしたからです。
試験開始後1時間経過すると、途中退出が可能になります。FP3級の時は多くの人が退出しましたが、2級では1時間経過した時点で退出した人はゼロでした。
その後、1時間半経過したあとくらいから退出した人が数名。自分は試験終了12~3分前で出ました。(試験終了10分前から退出不可になります)
わからない問題もありましたが、これ以上時間かけてもわかる気がせず、出来ることはやったかなと。
とにかく疲れました。
早く楽になりたいよ~
休憩時間(12:00~)
12時になると試験時間が終了し、空いた教室で過ごすことができました。
なので、セブンで買ってきたコロッケパンをもぐもぐ。あんぱんも買っておいたのですが、食欲がわかずこちらは持ち帰りました。
午前中の試験、みんなはどうだったろう・・・
気になりましたが、ほんださん / 東大式FPチャンネルさんが、「試験当日に気にすべきは自分のこと」「最も無駄なのは他の人の感想」などと言っていたので、ツイッター等で他の人の様子を確認するのはやめました。
代わりに、実技の過去問で頻発したケアレスミスの対策ノートを眺めながら過ごします。
12:45になると、午後のテスト準備があるので一旦、教室を退出。
他の教室からも受験生が出てきて、廊下や階段が混雑していました。
その後、13時前くらいに再び入出し、実技試験開始まで待ちます。
FP2級実技試験開始/FP協会(13:30~15:00)
3級の実技試験は60分でしたが、2級実技は90分。
FP協会実技で受けましたが、過去問を解いた最初のころは見直し含まず解くだけで90分かかってしまい本番で間に合うんだろうか不安でした。
また学科のマークシートと違って記述式で、問題によっては、○○〇万円、xxxx円などと単位違いで回答しなければならず、練習時点でケアレスミスが頻発しました。
分からない問題を理解する
時間内に解き終わる
ケアレスミスを防ぐ
この3つの対策が自分には必要。
分からない問題は何度も繰り返す事で、ある程度パターンを掴み、時間内に終わらせることも大丈夫だろうという状態までもっていけました。
ただケアレスミスはいつまでたっても治らなかったので、ミスを犯す前提で本番試験で注意できるようにノートにまとめておきました。
特にミスが多かった、選択肢(1~4)を選ばなければいけないのに、回答欄に〇や×を書いてしまうミス。
問題文に〇を書いた勢いで、回答用紙に〇を書いてしまうようで、一度全て問題を解いた後は、回答欄が一つしかない個所に、〇や×を書いてしまっていないか最初に確認していました。
本番試験での実技の問題は、FP3級レベル?と思える簡単な問題もありましたが、帰宅してテキストで確認してもいまだよく分からない難しい問題も含まれてました。
実技は90分めいっぱい使って終了。最後まで迷って残り30秒くらいに回答を変更した問題もありました。←こちらは間違っていました。(元々の回答も間違っていましたw)
試験終了(15:00)&自己採点
ようやく終了~
ひ~疲れた~疲れた~
疲労困憊しながらTKP市ヶ谷カンファレンスセンターを出ました。
友人が近くまで来てくれてたので、市ヶ谷駅の反対側のエクセルシオールへ。
疲れていましたが、お金の寺子屋さんの回答速報が出ているのを知りエクセルシオールで自己採点しました。
念のため自宅でもFP協会の回答を確認したところ
学科 55/60
実技 3問不正解/40 (94/100?)
実技の配点がどうなるかわかりませんが、ほんださんの予想配点だと96点かな?マークミス等なければ学科、実技とも9割を超えられたようです。ほっ
そして今回の試験、学科がやはり難しかったということがわかりました。
1級レベルの問題がちらほら見受けられたと、1級ホルダーさんのつぶやきもみました。
今後、もしかしたらますます難しくなっていくのかもしれませんね・・・
エクセルシオールの後、前から行きたかった麹町のNo.4というカフェへ。
パンプキンフレンチトーストが絶品でした。
あ~疲れた頭と体に染みわたる~