ダンデライオン・チョコレートは、2013年にトッドとキャメロンがサンフランシスコでオープンしたチョコレートの専門店です。2021年現在、ラスベガスなど4店舗、日本では、蔵前店、表参道店、伊勢外宮店の3店舗がオープンしています。

ダンデライオン・チョコレートは、テレビでも何度も取り上げられていて、行列ができる人気店
私も、ちょうど有吉さんのテレビで見て美味しそうなチョコだなあと思い行ってみました!
蔵前店の混雑具合は?
テレビでも取り上げられているし、おしゃれなスポット+入店制限もあってわりと混んでいました。
土曜日に行ったのですが、入店制限中で店内利用のほうは常に5~10組ぐらいの待ち。
テイクアウトのほうは、1~2組ぐらいの待ちができていました。

入店制限中で、テイクアウトは左側の列似並び、カフェ利用は右側の列に並ぶようになっていました。
カフェ利用のほうが多かったので、私達は、テイクアウトにして左側に並びました。
待ち時間は、
カフェの待ち時間は、15分~30分ぐらい
テイクアウトの待ち時間は、5分~10分ぐらい
といった感じですね。入店制限が解除されればもっと早いかもしれません。
気になったのが順番の呼び方。「カフェ利用者→テイクアウト利用者」のように交互に呼ばれるのではなく、「カフェ利用者3組→テイクアウト2組」みたいな感じで呼ばれるので、テイクアウトなのに待たされてる感じがありました。なので、ここはちょっと我慢しましょう。
呼ばれて中に入り、レジで注文へ。

5種のスイーツ「シェフズテイスティング 1,700円」は、カフェ利用者のみのメニューで、16時ぐらいに行ったときには、ちょうど前の組で売り切れてました。
私達は、初めてだったので、オーソドックスな「ハウスホットチョコレート」と「ブラウニーバイトフライト」を注文しました。
そこからお会計をし、商品が用意されるまで店内で待ちます。
奥にダンデライオン・チョコレートのギフトボックスや本もあって、それを見ながら5分ぐらい待ちました。

工房には、カカオの実やチョコレートにするまでの工程を説明なども。
その後、テイクアウトをし、目の前に公園があるのですがそこのベンチで早速食べることに(笑

ハウスホットチョコレートドリンクの味
ハウスホットチョコレートドリンクは、軽くて香り豊かなほんのり甘い感じのチョコレートです。
ゴディバなどのチョコレートドリンクとは違った感じで、初めて飲む味ですね。
店内でカカオを焙煎機で低温ローストしているだけあって、香り豊かですし、農園でカカオを発酵させているためか、何となく甘酒にも近い感じがしました。発酵になれている日本人には相性が良いドリンクかもしれません。
全体的に、甘さもかなり抑えられた感じで美味しいです!
体に良い健康的なチョコレートドリンクといった感じですね。子供には好き嫌いが分かれるかも。
ゴディバのほうが万人向けで、ダンデライオンのほうが大人向けという感じですね。
チョコレートドリンク | 味 | 値段 |
---|---|---|
ハウスホットチョコレート | 軽くてマイルドな甘さが人気の自家製ホットチョコレート | ¥690 |
クラマエホットチョコレート | 無農薬・有機栽培のほうじ茶で香りづけした蔵前限定ホットチョコレート | ¥690 |
ヨーロピアンホットチョコレート | イタリア風の濃厚でコクのある飲むチョコレート | ¥550 |
フローズンチョコレート | カカオニブで香りづけした生クリームたっぷりの、口当たり爽やかなフローズンドリンク | ¥750 |
ブラウニーバイトフライトの味

ブラウニーバイトフライトは、左から
- グアマテラ(フレッシュな果実、白ワイン、ヨーグルトフレバー)
- ホンジュラス(焼き栗、ミルクキャラメル、ハーブティーフレバー)
- ベリーズ(チーズケーキ、いちごのチョコレートディップ、ローストしたピーナッツ)
というフレバーなチョコレートケーキ。
基本、どれも美味しいです。個人的には、ベリーズが一番美味しかったですね。
一人で3つ食べると、口がパサパサするので二人以上でシェアして食べるのがおすすめです。お水は必須です。
お菓子の賞味期限は「すべて、当日中にお召し上がりください」という事でした。
お菓子 | 値段 |
---|---|
シェフズテイスティング | ¥1700 |
ブラウニーバイトフライト | ¥750 |
スモア | ¥550 |
チョコレートブラウニー | ¥500 |
ニブトフィー | ¥600 |
ダンデライオン・チョコレートチップクッキー | ¥420 |
ダンデライオン・チョコレートのオンラインストア
まだ日本には、3店舗しかないので、現地へ行けない人も多いと思います。
そんな人は、オンラインストアで買ってみるのもありだと思います。
チョコレートドリンクもホットチョコレートミックスという商品で飲めますし、他にもガトーショコラやカヌレ、プリン、アイスソルベ、様々なチョコレートバー。そして、ワインとチョコレートのセット、日本酒とチョコレートのセットといった変わったものまであります。
ポリフェノールは、活性酸素から肝臓を守ってくれるので、実は、お酒とチョコレートは相性が良く、父の日の贈り物としても良さそうですね。
https://dandelionchocolate.jp/collections/
日本のダンデライオン・チョコレートの店舗は3つ
ファクトリー&カフェ蔵前
日本の第1号店。1階はチョコレートファクトリーとスタンド、2階はカフェとワークショップスペースを併設したファクトリーです。 製造工程を間近で見ながら、チョコレートドリンクやスイーツを楽しんでいただけます。
Dandelion Chocolate 公式サイト
表参道店
表参道店は、Bean to Bar チョコレートを通じて、カカオの魅力と個性を五感で体験していただけるカフェ&ショップです。創造性と革新さにこだわり、カカオを主役としながらも、季節感あふれる厳選食材を使って、他店舗にはない独自のドリンクやペストリーメニューを多数取り揃えています。
Dandelion Chocolate 公式サイト
伊勢外宮店
赤い屋根が目印の伊勢外宮参道沿いにあるショップ&カフェです。お伊勢参りの際には、伊勢外宮店限定のイセホットチョコレートでひといき。ここでしか味わえないカヌレもお楽しみください。
Dandelion Chocolate 公式サイト
Bean to Barとは?
ダンデライオンのページの説明を見ると、オタク気質な人が作ったチョコレートですね。

ダンデライオン・チョコレートでは、カカオ豆の選定から買い付け、そして、 選別からチョコレートバーを作る工程のすべてを、自分たちのファクトリーで行っています。 カカオ豆は、生産地や収穫年の気候、作り手によって味わいや香りが変わります。 新しい豆が届いたら、焙煎の条件を変えながら何度もテイスティングを繰り返し、ローストプロファイルにまとめます。 納得のいくものができてはじめて、お客さまにご紹介することになります。 このプロセスには最低でも1週間、ときには1カ月もかかることがあります。 本国では1年を過ぎてもまだテストを繰り返している頑固な豆もあるそうです。
ABOUT – Dandelion Chocolate 公式サイト
こだわりにこだわりをかけているだけだって、他では食べられないカカオチョコレートになってます。
チョコレートって溶かすだけでしょ?
と思っていましたが、ダンデライオンさんのチョコレートには、こんなにも工程があります(笑
良質のカカオ豆を作るためのこだわりが「品種」「丹精込めた栽培」「発酵」の三つ。世界中を旅して良いカカオ豆を仕入れてるそう。もちろん、割れたり欠けたりしたものや発酵不十分なものはすべて取り除くという徹底ぶり

風味を良くするために、カカオ豆を低温で長時間ローストする仕組み。ブラインドテイスティングで風味を比較して組み合わせてます。
カカオ豆を細かくくだいて外側の皮と内側のカカオニブを分離する工程。カカオニブの中に風味があって、それを引き出すために、ウィノウワーで割れた豆に送風して、軽くて毛羽立った状態の皮を吹き飛ばす。
ダンデライオンの製法では、約三日間かけて、粒の大きさを20〜29ミクロンまで小さくする徹底ぶり。なめらかなチョコレートを作る工程。

メランジングしたチョコレートは、テンパリングの前にブロック状にして寝かせて保存。
この工程が豊かな風味をバーに閉じ込め、溶けにくく、パキッと割れる独特の感触を生み出すそう。

ホイルに包む作業
これでやっとチョコレートバーが完成。
ダンデライオンの意味
たんぽぽの葉っぱがギザギザしていて、ライオンの歯に見えることから「たんぽぽ」を英語でダンデライオン(dandelion)と呼びます。
日本のポップスにも、松任谷由実さんの曲「ダンデライオン ~ 遅咲きのたんぽぽ」や、バンプオブチキンの「ダンデライオン」もありますね。他にも社名にしたりダンデライオンという名称はたまに見かけます。