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2024年 簡単になった基本情報技術者試験に合格する!受かる勉強法

プログラマーやSE(システムエンジニア)が取る資格の登竜門が「基本技術者試験

システムエンジニアになって最初に取得したり、専門学校の学生が取得する資格です、正直、この資格の内容は実務にはそこまで役立ちませんが、会社から取得するように言われることはよくあります。

中小企業以上のシステム会社だと資格手当で月3千円プラスのような会社もあるので、持っておくと給料があがりますし、転職にも有利なのは間違いありません。

国家資格で一生もので、士業系の国家資格と違い更新試験や更新料がないのも良いですね。なるべく、時間のある学生のうちに取っておきましょう。

目次

2024年の基本情報技術者試験について

試験日上期・下期の一定期間に行われる
受験資格誰でも受けられる
受験手数料7,500円(消費税込み)
合格基準点午前  100点/60点(満点/基準点)
午後  100点/60点(満点/基準点)
※各時間区分(午前・午後)の得点がすべて基準点以上で合格
試験時間午前9:30~12:00
午後13:00~15:30
試験会場全国

ちょうど、IT系資格の真ん中ぐらいのレベルにあたります。

試験名合格率
レベル1ITパスポート試験50%前後
レベル2基本情報技術者試験20%~40%前後
レベル3応用情報技術者試験20%前後

試験内容は、ITパスポートに比べるとかなり難しい方だと思います。

私は社会人になって勉強しながら3回めでやっと合格できましたが、マークシートだからといって、勘では受からないような試験にはなっていますね。

基本情報技術者試験のCBT試験

受験方式が大きく変わり、試験はCBTになりました。パソコンスクール教室が会場になっています。

紙の問題用紙はなく、腕時計などの持ち込みは不可(ロッカーがない場合はバッグに入れて足元に保管)。

座席には、メモ用紙とシャープペンが置かれて、追加のメモ用紙はブザーを押すと係員さんが持ってきてくれます。メモ用紙は回収されて、昔のように過去問を持ち帰ることもできません。

問題がパソコンの選択式になったことにより、マークシートのミスといったケアレスミスが減ったという口コミもあります。

ただ、午後問題については、紙よりも図が見づらいですね。

計算問題のメモがしずらいなどデメリットもあり、CBT試験への慣れは必要かもしれません。

試験日の例

令和4年上期試験は、2022年4月1日(金)~2022年5月29日(日)に実施されて、午前試験は4/1~5/24、午後試験は4/1~5/29の間で受験します。午前と午後が分かれるようになったため試験を受けるのが楽になりました。

午前と午後という名称ですが、試験の時間帯は自由に選ぶことができます。

受験年月合格発表日合格率
令和4年4月5月27日45.1%
令和4年5月6月27日38.3%
令和4年度上期基本情報技術者試験

令和4年の下期試験は下記の通り。

受験年月合格発表日合格率
令和4年10月11月下旬(予定)
令和4年11月12月下旬(予定)
令和4年度下期基本情報技術者試験

合格発表

午前・午後試験ともに試験終了後に登録したメールアドレスにスコアレポートが送られてきます。(1日、2日かかることもある)

正答率も確認できるので便利になりましたね。

合格発表については、午後試験の両方の受験が完了した翌月下旬になります。受験番号=プロメトリックIDがあるかを確認しましょう。

このスコアレポートの結果が、午前・午後ともに6割を超えていれば合格になると思います。(もし落ちた場合は、答えの選択ミスなどが考えられます)

基本情報技術者試験の合格率と難易度

基本情報技術者試験は、プロメトリック社CBT試験になり合格率が40%以上とかなり上がりました(令和2年10月・令和3年春試験試験)

ここまで合格率が上がった理由は、令和2年春・秋試験が延期になって試験までに余裕ができた事。

そして、CBT試験になってから「午前・午後」を別々に受験できるようになり、精神面の負担が減って自分のペースで試験を受けられるようになったのが大きいと思います。

CBTの試験になる以前は25%前後の合格率で、国家試験でここまで合格率が変動した試験は他にありません。

もしかしたら令和4年以降は試験の難易度も上がり合格率も元に戻る可能性はありますが、できるだけ簡単なうちに受験しておいたほうが良いですね。

問題は非公開なので、今後は過去問も見れなくなります。

2024年に試験が大幅改定。難しくなるのは必須

2023年の4月から試験の内容が大幅変更になります。

IRT方式(一問何点というような配点方式ではなく、問題の難易度等によって得点を変える採点方式)になりいつでも受験が可能になります。受験者によって問題が自動生成されるため、選択式の答えは4択などではなく、10択などもあるようなのでカンでは絶対に当たらないようにもなってます。

午前試験→科目A試験へ変更旧試験新試験
試験時間150分90分
出題数80問60問
回答数80問60問
午後試験→科目B試験へ変更旧試験新試験
試験時間150分100分
出題数11問20問
回答数5問20問

午後試験では、C/Java/Python/アセンブラ言語/表計算ソフトの選択式だった言語は廃止されて、擬似言語に統一されます。プログラミング初心者に配慮した形になっていますが、見た感じわりと意地悪な問題もあるため簡単には解けませんし、慣れは必要ですね。

2024年の基本情報技術者試験の勉強時間

合格にかかる勉強時間は、約200時間程度。

国家資格の中では、比較的簡単な部類ですが、計算問題、知識問題、アルゴリズムがあるので文系だともう少し時間がかかるかもしれません。

ITパスポート試験を取得していれば、多少は知識があるのでもう少し時間が短縮されると思います。

2024年の基本情報処理技術者試験の勉強方法

基本情報技術者試験の午前試験

午前の試験は、毎年似たような問題がでてくるので、過去問を一通りやって問題を暗記していくのが確実です。

コツは、問題を覚えることで、過去問の順番や言葉を入れ替えたような問題も多くでてくるので「暗記重視」です。 

どうしても不安な人は、午前の免除コースを受講しておくのが良いですね。

情報処理技術者試験の高度試験と情報処理安全確保支援士試験、基本情報技術者試験(FE)は、一定の条件を満たした方であれば、試験の受験申込み時に適正に申請することで試験の一部が免除されます。

2024年の基本情報技術者試験の午後試験

基本情報技術者試験の午後試験は、複数のプログラミング言語から1つ選択する問題があります。

COBOLがなくなり「C言語、Java、Python、アセンブラCASLⅡ、表計算」から選択をします。

どれが簡単というのはありませんが、実務で使う可能性が高くてとっつきやすいのが「Java、Python、表計算」です。

C言語はメモリ管理やポインターがあって混乱するので初学者には難しいですし、アセンブラは覚えても実務で使うことがないのであまりおすすめしません。

この分野の点数は25点と高いので確実にとれるようにしましょう。

2024年の基本情報技術者試験の通信講座

基本情報技術者試験は、独学でも合格できる試験です。

ただ社会人で独学だと集中力も続きませんし、家族の目もあるので意外と大変です。

私も社会人になってから資格を取得しましたが平日の夜は疲れてて勉強できませんし、土日は家族サービスがあり無理で、通勤時に勉強するしかありませんでした。

今は、テレワークが主体になって以前よりも勉強はしやすくなったと思うので、通信講座を使って合格したほうが時短になって良いですね。

私も通信講座はいくつか使いましたが、モチベーションの維持にもなりますし、お金を払うことでやる気がでるので一発合格にはもってこいですよ。

スタディングの基本情報技術者試験講座

  • パソコン、スマートフォン、タブレットに対応しているので通勤や仕事の合間にも勉強できる
  • 初心者でも分かりやすいビデオ講座/音声講座
  • いつでも基本問題・過去問を練習できる
合格実績
累積164名
2021年度111名
スタディングの特徴

合格コースと初学者コースの2種類があります。初学者コースは、ITパスポートコースがセットになっているので、まずITパスポート試験を受けて、合格してから基本情報技術者試験を受けたい人におすすめです。

基本情報技術者試験を受ける人は、合格コースで午前と午後対策を合格レベルまでもっていけます。講座時間は50時間以上あるので問題を解きながらだとだいたい100時間程度の勉強時間になると思います。

スキマ時間にも、スマホやタブレットで勉強できて便利ですし、在宅ワークでもこっそりできます。とくに午前の対策としては最適なツールですね。

無料でお試しできるので、気になる人はお試し講義を受けてみてくださいね。

スタディングの評判はこちら>>

スタディングの基本情報技術者試験講座の口コミ

基本情報技術者試験の勉強時間を記録していたのですが、計171時間を費やしました。仕事の通勤時にスマホで勉強できるよう、スタディングの教材を主に利用しましたよ。

隙間時間の積み重ねによって、大きな時間を生み出せることがわかりました。学習への意欲が上がっています
引用:https://twitter.com/

基本情報のお勉強はスタディングを使ってます。動画を1周→午前の練習問題を1周→間違えた問題を動画で復習→間違えた問題のみ再実施、って流れでやってる。とりあえずこれを繰り返して午前問題を完璧にする。そのあと午後問題やるっす。
引用:https://twitter.com/

通信講座がどんな感じか、今後のお試しという感覚で、基本情報技術者はスタディングの講座使っています〜。お金が無駄にならないようにコツコツ学習します
引用:https://twitter.com/

カリキュラム
スタディング
36800円
  • 午前試験対策
  • 基本講座(ビデオ/音声)70講座 合計約38時間
  • WEBテキスト70講座
  • ※基本講座に付随しております。
  • スマート問題集70回 705問
  • セレクト過去問題集(午前試験)
  • 17回 246問
  • 直前対策模試(午前・午後)1回
  • 午後試験対策
  • 午後試験解説講座(ビデオ/音声)24講座 合計約14時間
  • ※プログラム言語は表計算のみを対象
  • WEBテキスト24講座
  • セレクト過去問題集(午後試験)10回 大問20問

フォーサイトの基本情報技術者試験講座

  • 自分のペースで勉強できる
  • 忙しくてもスキマ時間で学習できる
  • 短期間で合格できる
フォーサイトの特徴

フォーサイトは昔からある有名な通信講座です。最近になってマナブンというe-ラーニングを取り入れデジタルテキスト・講義動画+音声(ストリーミング・ダウンロード)・学習スケジュールなどを強化しています。

カリキュラム
基本情報技術者 スピード合格講座
35,800円
  • テキスト 2冊
  • 問題集(午前) 2冊
  • 問題集(午後) 2冊
  • 模擬試験(午前・午後)
  • 演習ノート
  • 受講ガイド
  • 戦略立案編
  • 合格必勝編
  • 無料メール質問 5回

基本情報技術者試験通学講座

TACの基本情報技術者試験講座

  • 法律の学習が全く初めてでも安心
  • 基礎固めをして、着実に知識を定着させながら学習を進められる
  • 過去問対策を確実にしたい
TACの特徴

通学して頑張りたい人におすすめです。スマホ環境などデジタル部分はまだ環境整備が遅れているので、通信講座は上記の通信講座より劣る印象です。

基本情報技術者試験の午前/午後を通して学べる本科生コース以外にも、午前のみのコース、午後のみのコース、アルゴリズムを攻略するオプションコースなどがあり、細かく講座を選べます。

教材は、宅建の試験範囲を全て網羅しているので、量は多いですが全分野を平均的に勉強したい人におすすめです。

カリキュラム
上期合格目標 基本情報技術者
  • 試験対策テキストⅠ・Ⅱ・Ⅲ
  • 試験対策テキストⅣ
  • 試験対策テキスト【表計算・言語
  • 午前対策問題集
  • 午後対策問題集Ⅰ
  • 午後対策問題集Ⅱ【表計算・言語】
  • アルゴリズム補助問題集
  • 本試験問題集 平成30年度秋期
  • 本試験問題集 平成31年度春期
  • 本試験問題集 令和元年度秋期
  • 演習レジュメ【午後セキュリティ】
  • 演習レジュメ【午後共通】
  • 演習レジュメ【アルゴリズム】
  • 演習レジュメ【表計算・言語】
  • 実力テスト(3回)
  • 午前総合演習(1回)
  • 公開模試(1回)
  • 直前10点アップレジュメ
基本情報技術者試験の午前試験を免除するには?

基本情報技術者試験の午前を免除するには、IPAが認定しているコースを受講して、本試験の3ヶ月前の「午前免除終了試験」に合格しなければいけません。(※午前試験が免除になるのは、修了認定日から1年間)

認定コースの受講には、数万円かかりますが午前免除試験の合格率は8割以上と高いので社会人で絶対に合格したい人におすすめです。

講座会場料金修了試験の合格率
Biz Learn東京・大阪36,300円(税込)午後対策込み93%
資格の大原全国31箇所27,500円(税込)83.70%
iTEC東京・大阪・名古屋24,000円(税込)87%
その他の試験免除対策講座:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_80tokurei/koza_ichiran.pdf
その他
基本情報技術者試験からプログラミングはなくなりますか?
  • 2023年4月時点の情報によれば、基本情報技術者試験におけるプログラミング関連の内容が完全になくなることはありません。しかし、試験の内容は定期的に見直され、IT業界の最新の動向や技術の変化に合わせて更新されています。プログラミングはIT分野の基礎的なスキルであり、試験で求められる能力の一部として引き続き重要です。
基本情報技術者試験は年に何回ありますか?**
  • 基本情報技術者試験は年に2回実施されます。通常、春(4月)と秋(10月)の年2回の機会があります。
基本情報技術者試験の2024年の日程は?**
  • 具体的な2024年の試験日程については、情報技術促進機構(IPA)の公式サイトや最新の公告を参照する必要があります。通常、試験日程は前年の同時期に公表されます。
基本情報技術者試験は国家資格ですか?**
  • はい、基本情報技術者試験は日本で認定された国家資格の一つです。この資格は、情報処理の基礎知識と技術を有する人材を認定するためのものです。
基本情報技術者試験が難しいのはなぜですか?**
  • 基本情報技術者試験の難易度は、広範な知識領域をカバーしているためと言えます。試験は、プログラミング、ネットワーク、データベース、セキュリティなど、多岐にわたるIT分野の基礎知識を問います。また、実務で必要とされる応用力や問題解決能力も試されるため、単に知識を覚えるだけではなく、その知識を活用する能力が求められます。
基本情報技術者試験は難しいですか?**
  • 受験者の基礎知識や勉強の質、量によって異なりますが、一般的には初心者にとっては挑戦的な試験とされています。しかし、適切な勉強法と十分な準備をすれば合格は十分に可能です。
基本情報技術者試験のプログラミングレベルは?**
  • 試験では、基本的なプログラミングの知識とアルゴリズムに関する理解が求められます。具体的なプログラミング言語に関する深い知識よりも、論理的思考やプログラム構造を理解しているかが重視されます。
基本情報技術者試験の平均勉強時間は?**
- 合格に必要な勉強時間は個人の基礎知識や理解度によって大きく異なりますが、一般的には200時間から300時間の勉強が推奨されています。これはあくまで目安であり、より短期間での合格を目指す受験者もいれば、より長い時間を要する受験者もいます。
17. 基本情報技術者試験の合格基準

基本情報技術者試験の合格基準は、科目ごとに設定された得点率と全体の得点率を満たす必要があります。一般的には、各科目での60%以上の得点と全体での一定の得点率(通常は合計得点の60%以上)をクリアする必要があります。ただし、試験ごとに合格基準は変更されることがあるため、最新の情報を確認することが重要です。

21. 基本情報技術者試験の勉強方法にはどんなものがあるのか?

基本情報技術者試験の勉強方法には、自習、参考書や教材の利用、オンラインコース、予備校や勉強会の参加などがあります。また、アクティブラーニング(問題解決型学習)、フラッシュカードを使用した暗記、グループスタディなど、様々なアプローチが有効です。

22. 基本情報技術者試験はどんな知識や技能が要求されるのか?

この試験では、情報セキュリティ、ネットワーク、データベース、プログラミング、システム開発など、広範囲にわたるIT基礎知識が要求されます。また、論理的思考能力や問題解決能力も重要視されます。

25. 基本情報技術者試験に合格するためにはどんなことが重要か?

合格するためには、広範囲の知識を効率的に学習し、実践的な問題解決能力を身につけることが重要です。また、時間管理能力と試験戦略も合格への鍵となります。

27. 基本情報技術者試験と他のIT関連資格の違い

基本情報技術者試験は、ITの基礎知識全般に対する理解度を測る試験であり、入門レベルの国家資格です。他のIT関連資格と比較して、より広範な分野をカバーしている点が特徴です。例えば、CiscoやMicrosoftの資格は特定の技術や製品に特化しています。

28. 基本情報技術者試験の難易度は過去数年で変化しているか?

基本情報技術者試験の難易度は、IT技術の進化に合わせて適宜調整されています。特に、新しい技術やトレンドを取り入れることで、時代に即した知識が求められるようになっています。ただし、全体の難易度が大幅に上がったというよりは、内容がアップデートされていると考えるのが妥当です。

29. 基本情報技術者試験に合格するとどのようなメリットがあるのか?

基本情報技術者試験に合格すると、IT業界での就職やキャリアアップにおいて有利になります。また、技術者としての基礎的な能力が認められるため、自信を持って業務に取り組むことができるようになります。

31. 基本情報技術者試験の難易度を下げた新方式とは?

基本情報技術者試験の難易度を調整するための新方式には、試験範囲の見直しや問題形式の変更が含まれることがあります。例えば、より実務に即した問題の導入や、理解しやすい問題文の使用などが挙げられます。これらの変更は、受験者が試験内容をより深く理解しやすくするためのものです。

基本情報技術者試験は、IT業界で活躍するための第一歩として、またはITスキルの証明として、非常に価値のある資格です。試験の準備としては、幅広い知識の習得と実践的なスキルの向上が必要とされます。

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