お風呂のシャワーホースを交換しようと思い、大本のボルトを外そうとしたのですが、うちにあった200mmのモンキーレンチでは口径が合わず外すことができませんでした。そこでモンキーレンチのサイズなどを調べてみました。
モンキーレンチのメリット・デメリットを比較
モンキーレンチは、スパナなどに比べて自由にサイズ調整ができる便利な道具です。
シャワーホースや水道、トイレ、自転車の修理など日常でもたまに使うのでツールボックスの中に、1,2本入れておくと便利ですね。
モンキーレンチの比較
工具 | メリット |
---|---|
モンキーレンチ | ボルトやナットの規格にあわせて幅を変えられる |
メガネレンチ | 6点でネジを回すので小さい力で回せて、ボルト・ナットをなめにくい |
ラチェットレンチ | メガネレンチの頭部がラチェット機構になっていて素早く ボルト・ナット を回せる |
スパナ | 2点でネジを回す。横から締める ボルト・ナット や四角のボルトに対応できる |
モンキーレンチのメリット
ボルトやナットの大きさにあわせて自由にサイズを変えられる点です。
モンキーレンチのデメリット
スパナやメガネレンチに比べてボルトやナットしっかりと締める作業には、あまり向いていません。
モンキーレンチの使い方
モンキーレンチには「上アゴ」と「下アゴ」があります。
基本は「下アゴ」方向に回して使います。
もし、反対方向に回したい時は、モンキーレンチを裏返して使います。
上アゴは固定されていて、「ウォーム」という調節ネジを回して下アゴを開いたり、締めたりして調節します。アジャスタブル(調節)レンチと呼ぶ人もいます。
下アゴには力がかかるので、逆側に回すと壊れる原因にもなります。また、下アゴが摩耗してガタついてくるとネジをなめてしまい、ネジを回したときに滑ってしまうので注意しましょう。
モンキーレンチ「200mm」や「250mm」の数字の意味
200mmや250mmとモンキーレンチに書いてある数字。
実は「モンキーレンチの長さ」なんですね。
下アゴが開く長さではないので注意です。
また、モンキーレンチの下アゴ部分の開く長さは、200mmでも各メーカーによって違います。
200mmだとボルトのほうが大きくて入らないという事もわりとあるので、250mm以上を買うのがおすすめです。
ちなみに、300mmだと結構大きくて重かったです。
下記のように何cmがわかるメモリがついているものを選ぶとあとあと便利ですよ。
下アゴが4cm以上開けば、大抵のボルトやナットは回せるのであまりケチらず良いものを買ったほうが良いです。
どのメーカーのモンキーレンチがおすすめ?
モンキーレンチは、色々なメーカーから発売されています。私が買ったのは、ビバホーム製のモンキーレンチですが、値段も安くて作りも良いです。日常レベルなら問題ありません。
Amazonには、たくさんのモンキーレンチがありますし、お値段も安いのですぐ欲しい場合に便利ですよ。近くにケーヨーやビバホームなどのホームセンターがある場合は、そちらで購入しても良いと思います。
ロブテックスのモンキーレンチ
必ずおいてあるモンキーレンチです。ロブスターと書かれていて、赤いので目立ちますね。
アメリカっぽい名前の会社ですが、株式会社ロブテックスは、日本の大阪にある会社で創業1888年の老舗メーカーです。
下アゴのガタツキを防ぐ製品もあり、調節部分の目盛りもついています。DIYからプロまで使える信頼のモンキーレンチですね。
ケンオー(KENOH)のモンキーレンチ
安いのもあり、アマゾンでかなり売れているモンキーレンチです。
結構、重量感があります。
そこまで精密には作られていないのでガタツキなどは多少あっても気にしない人におすすめです。値段重視のモンキーレンチですね。
トラスコ中山(TRUSCO)のモンキーレンチ
こちらは安くて小さい小回りのきくモンキーレンチです。
大きいと入らない洗面台のボルト回しなどに使えます。重さも軽いので女性やお年寄りでも安心して使えますね。
フジ矢のモンキーレンチ
ブラックでかっこいいモンキーレンチです。
しかも多機能で17mmのラチェットレンチがついてます。ラチェット機構なので素早くボルトを回せます。
ガタツキも少なくスリムタイプなので仕事で使ってる人が多いですね。落下防止コード専用の穴までついているのが便利。